2014年8月2日土曜日

お盆とは

 
 
もう間もなく「お盆」を迎えます。
暑さも本格的になってきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
 
ですが、耳をすますと夕刻には蜩のカナカナ~という鳴き声
季節は少しづつ秋へ進んでいることに気づかされます。
 
さて、いまやお盆といえば長期休みとして慣習が残っている程度で
毎年報道されるのは、道路の渋滞や空港の混雑状況などばかり。
 
そもそも、どうして会社を休業してまでお盆にお休みを取るようになったのか?
逆に言えば、お盆はそのくらい重要だったのかな・・・と思われませんか?
 
簡単に説明するとご先祖様の精霊をその子孫が迎え感謝する期間がお盆です。
8月の13日の夕方に迎え火を焚き、16日に送り火を焚き見送る。
京都の大文字焼きは送り火の1つなんですよ。

大事なのはご先祖様が勝手に帰ってくるわけではなく
迎えてくれる子孫があって帰ってこれるということだと思います。
 
御先祖様がいたからこそ自分がいる。
 
長いお休みのひと時、旅行や遊興の合間
ご先祖様に感謝する時間を少しでも作ってみてはいかがでしょう。
心の中で手を合わせ感謝するだけでも、新たな気持ちになるかもしれません。
 
当店はお盆中も休まず営業しております。