2011年12月3日土曜日

先行「初売り」

今日はシトシトと晩秋の雨模様です。師走なのでもう初冬ですね。


さて当店はご覧の通り、先行「初売り」の準備を終えました。今年は震災で被災され,未だ普段の生活を取り戻せない皆様が多いこともありPR活動は自粛させていただきます。よって告知はネット上に限らせていただきます。


このような中、年末年始に新しい仏壇、墓石を購入される決意を持たれた方々には来る1年が天に昇る「龍」のごとく幸福が訪れることを祈願し大仏師「松本明慶」松本工房作の干支木彫り細工を数量限定でプレゼントさせていただきます。


どうでもよい品があたかも本物のように担ぎあげられ謳歌している現代において


「物の価値=人の価値」


鎌倉時代の運慶・快慶に代表される「慶派」現代の継承者である氏はまさに日本の宝ともいうべき職人です。


一刀に込めた想いを、皆様にも感じていただければと思います。

2011年11月13日日曜日

年末恒例行事

当店の敷地片隅には樹齢うん十年の柿の木があります。

大震災が起きた2011年。本当にあっという間に過ぎた感と昨日のことのように思える鮮明な記憶。
矛盾した複雑な心境で迎える年末になっているのは私だけではないのでしょう。

枝が折れんばかりに実った柿を収穫しないわけにもいかず、放射能が気になりながらも社員総出で収穫。祖母が皮を剥き自宅の軒先に干した光景です。

実はこの光景になる前にちょっとしたハプニング(笑)

大方、吊るし終わった頃、祖母と私は「今年もこの時期になったねぇ~」などと会話しながら作業していました。

・・・突如「ボキっ」

パンパンに実った柿の重量は全部で50キロ以上、昨年まで使用していた竹竿が腐っていたのでしょう。

干し竿を新調してこの光景に至りました。
無事(笑)我が家の年末恒例行事が完結した光景をアップしてみました。

今年もあと2ヵ月を切りました。終わりよければすべて良し!皆さん、がんばりましょう!!

2011年8月30日火曜日

秋のお彼岸に向けて

震災から間もなく半年が経過しようとしています。

いまだ落ち着いた生活を取り戻すことができない皆様も多数おられることと思います。昨日、新しい日本国のリーダーが決まる流れとなりました。誰になっても・・・という悲観的な意見、しかし現実は予算やビジョンなど大きな復興は国の力を頼らざるをえません。



本当の弱者が救われる仕組み、国民が前を見て生活できる環境をいち早く整備してもらいたいものですね。せめて震災復興の拠点を被災地に置くことぐらいできないのでしょうか?それだけでも方向性は変わると思うのですが・・・


さて、当店は通常営業を再開しておりますが、墓石業務におきましては大変ご迷惑をおかけしております。順次、工事を施工しておりますが多数の皆様に順番を待っていただいている状況です。

今回の震災は、県内の墓所すべてが同レベルで被災しており、当店だけでなく同業各社が最大に尽力しているにも関わらず未だそのような状況です。

秋の彼岸が間もなく秋風とともに訪れようとしています。生活の落ち着きを象徴するとも言える先祖供養ができる環境を可能な限り迅速に県内すべての方々にお届けしたいと考えております。

当店は今後も当店ができる分野で皆様の復興のお手伝いをさせていただきます。

2011年6月9日木曜日

3カ月



3月11日からまもなく3カ月が経過しようとしています。

 

宮城の地、宮城の人に育まれた当店が今できること。

 

皆様の「想いをかたちに・・・」

 


おのりんがお役にたてるのであれば全力で復興に尽力したい。 


当店は通常営業を再開しております。

2011年5月5日木曜日

被災後、1件目のお引き渡し完了

  





設計図面の画像と完成後の実際の画像です。 

 
 当店の提供する墓石の大半は受注生産です。商談は紙面上もしくは画面上のイメージで進みます。お客様の要望をもとにご予算と施工上の問題点をクリアさせながら徐々に理想形へ…。まさにお客様と当店の共同作業です。 そして完成、お引き渡しに。
  

 
 
 未曾有の危機で混乱している状況。震災から約2ヶ月経過しても本当の意味で普段の生活を取り戻した人は誰一人としていないことでしょう。
 

私自身、この経験を通して、人を支えるのは人であり、その一人一人の「心」なのではないかと感じました。

 
そして、仏壇やお墓にはその心を支えてくれる力があるのではないかとも感じています。1日も早く皆さんに笑顔がもどる日が訪れることを願っています。

2011年3月18日金曜日

東北・関東大震災

3月11日に発生しました東北地方太平洋沖大地震にて被災されました皆様、また最愛の方を失われた皆様に心から哀悼の意を表すとともに、お見舞い申し上げます。

全県に広がるお客様のお顔が目に浮かび、ただただ皆様の安否を案じている次第です。当社も震度7の激震に見舞われ展示場は壊滅状態に陥りました。幸い人的被害は無かったのですがライフラインが寸断され、本日ようやく電力と電話が復旧し現在の報告になってしましました。
納品を控えているお客様、墓石施工を控えているお客様にはご迷惑とご心配をおかけしましたこと心からお詫び申し上げます。
いち早く皆様のもとへ駆けつけお役に立ちたいところではありますが何分燃料不足が深刻のため現在動くことがかないません。

社員一同、再起を決意し、この未曽有の大災害を必ず乗り越えるべく堅く誓いあっております。どうか皆様におかれましても希望を捨てることなく助け合って頑張ってください。一日も早く皆様の笑顔を拝見できる日が来ることを願っております。